※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のメロディアス・ハード・ロック・バンド、MAKE-UPが2009年にリリースした復活のミニアルバム『The Voice From Yesterday』の6曲目に収録。
LOUDNESS の樋口宗孝のプロデュースで、鳴り物入りで登場したMAKE-UPは、キーボード奏者がいたことから、メロハー的な音楽性が他のジャパメタ勢と一線を画していましたね。当時のジャパメタバンドの中でも、5本指に入る大好きなバンドでした。
MAKE-UPといえば、一般的には聖闘士星矢の主題歌、「ペガサスファンタジー」のヒットで知られているんでしょうが、他にも良い曲がホントに沢山あるので、是非改めて知って欲しいと思います。
ですが、なんと!あり得ないことに、『ハウリング・ウルフ』をはじめ、80年代当時の音源の数々は、未だにストリーミング化されていません、、、コロンビアさん、一つ早急にストリーミング化のご検討をよろしくお願いします(笑)
「80s Dreams」は、山田信夫(Vo)、松澤浩明(G)、河野陽吾(Key)の3人での再始動時の音源からのピックアップです。これぞMAKE-UP!と言える哀感たっぷりの曲調とメロディが溢れ、いい意味で日本人らしい歌謡曲、J-POP的テイストも感じられます。
本作発表後に惜しまれながら他界した松澤の、メロディアスさを追求し続けた俊逸なギターワークも聴きどころのひとつでしょう。
個人的には、タイトルから連想されるように、山田が切々と歌う80年代の頃を思い返すような歌詞がとても気に入っています。あの時代は本当によかったなあ、というノスタルジーが湧き上がるようで、聴くたびにグッときますね。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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