※これぞ80s!のイメージなヘア/グラムメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、オート・グラフ (AUTOGRAPH) が、1985年にリリースしたアルバム『That's the Stuff』の1曲目に収録。
80年代当時、雨後の筍のごとくLAメタル界隈のバンドが日本デビューしましたが、このオートグラフほど、本国と日本での人気の温度差を感じたバンドはいませんでした。
本国ではデビュー作の『Sign In Please』が全米TOP40入りしたにもかかわらず、日本では驚くほどに全く人気がありませんでした。小林克也さんのベストヒットUSAで、「Turn Up The Radio」のPVが流れましたが、流石メジャーレーベルのアーティストらしい仕上がりで驚かされましたね。
比較的日本人好みなメロディ重視の音楽性を考えると、この人気差の原因は謎でしたが、他の同系統のLAメタルバンドと比べて、ぶっちゃけルックスがイマイチだったのは大きかったかも?ヴォーカルのスティーヴ・プランケットがちょっと爬虫類っぽい雰囲気もありましたし、、、(失礼!)。
リードギターのスティーヴ・リンチも、ギター講師をだっただけに上手いんですが、こちらも名前の似たド派手なジョージ・リンチに比べキャラが地味で、なぜかスローなフレーズのタッピングプレイも、あまり格好良くなかったなあ(汗)。
そういえば、エアロスミスの『Just Push Play』がリリースされた時、ジャケが『That's the Stuff』そっくりで、まさかエアロがオートグラフをパクるとは!と初めて見たときビビりましたね(笑)
今回ピックアップした「That's the Stuff」は、キャッチーで典型的なアリーナ・ハード・ロックで、オートグラフの中でも一番好きな楽曲です!サビの分厚いコーラスを、思わず一緒に歌いたくなりますよね。この曲のPVもベストヒットUSAで見ましたが、こちらもメジャー感満載な仕上がりでした。
近年スティーヴ・プランケット不在で再結成されたんですが、現時点ではスティーヴ・リンチもいないらしく、、それってすでにオートグラフじゃないですよね(笑)
ぜひ、一度聴いてみてください!
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