※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・シンガー、ブレイズ・ベイリー(Blaze Bayley)が、ブレイズ(BLAZE)名義で2003年にリリースした1stライヴアルバム『As Live As It Gets 』の3曲目に収録。
94年、アイアン・メイデンにブレイズが加入した際に、ブルース・ディッキンソンが代わってしまうことを惜しんだファンが多かったのは勿論でしょう。一方で、ブレイズが活躍していたウルフズベインの活動が閉ざされてしまったことを、悲しんだメタルファンも多くいたでしょう。
ブレイズもメイデンで奮闘しましたが、結局2枚のアルバムだけでブルースにスイッチされてしまいました。せっかくウルフズベインを投げ打ってまでメイデンに参加したのに、暗黒時代にいたシンガーとして語られるのは、残念なところです。むしろ、ブレイズの頑張りがあってこそ、メイデンは再びブルースと黄金時代を創れたのですからね。
そんなブレイズもソロになって、これまでの、メイデンでの重圧から解き放たれたかのように、多くのアルバムをリリースし、積極的なライヴ活動を繰り広げています。
初めてのライヴアルバム、そしてブレイズ名義ではラストアルバムとしてリリースされたのが、スイスでのステージの模様を収録した『As Live As It Gets 』です。
この作品が中々に熱い!エラく音がいいライヴだなあと思っていたら、クレジットをみるとアンディ・スニープのプロデュースとわかり納得ですね。流石にメタルのツボを心得た音作りで楽しむことができます。
今回ピックアップした「Steel」は、ウルフズベインの楽曲。アップテンポのゴリゴリしたリフは、曲名通りメタル以外の何物でもない一撃です!
ブレイズのヴォーカルはもちろん、バンドの生々しい演奏も素晴らしく、メタルが好きでよかったと思わせてくれる好ヴァージョンです。ウルフズベインがまだストリーミングで聴けないので、こちらのライヴで堪能したいですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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