※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
ジャパニーズ・メタル・バンド、REACTIONが1988年にリリースした、4thアルバム『Reaction』の1曲目に収録。
REACTIONといえば、インディーズながら1万枚のセールスを記録した『Insane』の衝撃が、まず頭に思い浮かびます。当時、その売上枚数を知って驚きましたね。終始疾走し続ける”速さ”を徹底追求したサウンドは、決して重くならず、”スピード・メタル”といえるほど圧倒的なものでした。
のちのヴィジュアル系への影響を与えたであろう、メンバー4人のキャラも際立っていました。ステージングも惚れ惚れするほどに、格好良かったですね。個人的には、YASUこと斎藤康之が放つ、豊潤な歪みで刻まれるリフと、UMEちゃんこと梅沢康博による、疾走感満点のツーバス連打が、特に気に入っていました。お二人とも他界されたのは、残念でなりません。
メジャーに行ってからは、徐々にサウンドの幅が広がっていき、中期から後期はモロRATT的な、LAメタル風味のサウンドに変化しました。ルックスの雰囲気まで真似てましたね。当時のジャパメタにそれほどない方向性でしたが、結構様になっていたと思います。
今回ピックアップした「Startin’ Something」は、そんな中期以降の曲ながら、冒頭からいきなのツーバスの連打で、初期の疾走感を味わえる、一粒で2度美味しい(笑)楽曲です。YASUの「オレはVAN HALEN大好きだぜい!」と言わんばかりの、いい意味でクリソツなリフが最高ですね〜。JUNYAならではの投げやり気味なヴォーカルスタイルも、いい味を出してます。
正直にいうと、『Insane』から選曲したかったのですが、何とまだストリーミングに上がってませんでした。。ジャパメタ史に残る名作ですから、1日でも早く聴けるようになってほしいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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