※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、グレイヴ・ディガー(GRAVE DIGGER)が、1993年にリリースした5枚目のアルバム『The Ripper』の9曲目に収録。
このアルバムが出た93年頃と言えば、グランジの波によって、トラディッショナルなヘヴィ・メタルが完全に瀕死状態で、暗澹とした気分になっていました。
そんな中で、本当にこれ新作なの?と希望の光を与えてくれたバンドの一つが、グレイヴ・ディガーです。バンド自体は80年代中期から活動して、初期の頃はマニアックなメタルファンに支持を得ていましたが、結構微妙な路線チェンジを余儀なくされ、迷走した時期もありました。
そんなキャリアもあるバンドですから、例えば、90年代にグランジ的なサウンドを取り入れてもおかしくないところ。ところが、どストレートなピュアメタルの傑作を、こんな暗黒時代に突然生み出してしまうのですから、面白いですね〜。
バンドの総帥と言える、ヴォーカルのクリス・ボルテンダールには、今まで一貫して頑固にメタルを愛する強いハートが、ひしひしと伝わって来ます。だから逆境下において、それが強く現れたんでしょう。
今回ピックアップした「Fight the Fight」は、アルバム後半の1曲で、猪突猛進、シンプルなまでに2バスの連打で突き進むメタルチューン。前につんのめり気味のリズムと、典型的なメタルリフの波状攻撃に身を委ねれば、メタラーなら血が騒ぎ、ヘッドバンギング必至でしょう!
ホント、ピュアメタルの危機的な状況をすこーしばかり救ってくれた、思い出深いアルバムなので、また機会があったら他も紹介したいですね。
ぜひ、一度聴いてみてください!
