※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・バンド、マステドン(MASTEDON)が、1990年にリリースした2枚目のアルバム『Lofcaudio』の2曲目に収録。
マステドンは、80年代前期にカンサスがリリースした『Vinyl Confessions』『Drastic Measures』でヴォーカルを務めたジョン・エレファンテと、兄弟のディノ・エレファンテによるバンド、というかプロジェクトになります。海外では、いわゆる”クリスチャンロック”の部類に属していますね。
このアルバムには、ちょっとした個人的な思い出がありまして、ちょうど92年にロンドンに行った時に、店で買ったのがこのCDだったんです。初めての渡英で色んなレアCDやアナログを買うぞー、なんて意気込んでいたんですが、すでにこの頃はレコード店にレアものは全くなかったですね。。
意気消沈しているときに見つけたのが、全くブリティッシュではない(笑)、このCDでした。その時は正直誰のバンドかもよくわからなかったんですが(笑)、帰って聴いてみたら、ジョン在籍時のカンサスっぽい雰囲気があり、意外と内容が良くて、そこそこ愛聴してました〜。アルバムは思ったよりもハードで、プログメタル的な色合いがあるのも、メタルファンには注目ポイントです。
今回ピックアップした「Life On the Line」は、アルバム随一のキラキラ爽やかな極上のメロハーチューン!ちょっと一癖ある切なげなメロディやコード展開が、カンサスでのキャリアで培ったものを感じさせてくれます。
プロダクションもメジャー感のある高品質なもので、タイトでクリアな音像が気持ちいいですね。CDはこのアルバムだけ、今はあまり出回っていないようですが、ストリーミングでしっかり楽しめます。
ぜひ、一度聴いてみてください!