※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュメタルを紹介していきます。
アメリカ・ベイエリアのスラッシャー、 FORBIDDENが1988年にリリースした1stアルバム『Forbidden Evil』の1曲目に収録。
ベイエリアスラッシュの優等生的な存在としてデビューしたFORBIDDENも、今ではSLAYERのPaul Bostaphがかつて在籍したバンド、というイメージの方が強いのかもしれません。
ですが、このバンドの肝はPaulというより、巨漢のハイトーン・ヴォーカリストRuss Andersonでしょう。バックが幾らスラッシーなリフを刻んでも、徹底して歌い上げる、さらに歌い上げること!この対比が最高ですよね。そして、ギターのCraig LociceroとGlen Alvelais が無駄に上手い!
FORBIDDENを好きになった映像作品「Combat Tour - The Ultimate Revenge 2」を見ると、二人揃って猛烈な扇風機ヘドバンを決めながら、恐ろしい勢いでシュレッドギターを決めててヤバすぎ。Craigが、Eddie Van Halenのコピーモデルを使ってるのも、なんだか微笑ましいですね〜(笑)。
いやあ、この映像はいまだに廃盤らしいのは残念すぎるので、正式には再発してほしいところです。この「The Ultimate Revenge 2」の最後に入ってるのが、今回ピックアップした「Chalice of Blood」でした。
スラッシュ・メタルというよりも、Paulの終始連打する2バスが、激速過ぎない適度なスピードを持続しながら突進しているので、むしろパワー・メタル的な印象を与えてくれます。Russのハイトーンも、もはや超音波というべき凄まじさで、聴いているだけでメタル愛とテンションが上がる楽曲ですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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