※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカ・ラスベガス出身のHM/HRバンド、スローター(SLAUGHTER)が、1990年にリリースした1stアルバム『Stick It to Ya』の3曲目に収録。
遅れてきた80s臭をプンプン漂わせたバンドとして、注目を集めたのが、このスローターでした。グランジ直前期とは思えないメジャー感に満ちたサウンドは、いい意味で時代錯誤でバブリーな匂いが充満していますね。
ヴォーカルのマーク・スローターは、ギターの弾き過ぎ度ではイングヴェイすら超える(笑)ヴィニー・ヴィンセント率いるヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンで、必死にガナリ立てて歌っていただけに(笑)、ここでのヴォーカルも、充分すぎるほどパンチが効いてます。マークの個性的なハイトーンこそが、スローターの顔と言えるでしょう。
同じくヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンに在籍し、スローターにも参加したダナ・ストラムとの共同プロデュースで完成したアルバムは、全米TOP20に入る健闘ぶりを見せてくれました。なかなか粒ぞろいの楽曲で、ちょっと捻ろうと思いつつも、結局、今回ピックアップしたのは、彼らの代表曲と言える「Up All Night」です!
キャッチーで誰もがシンガロングできるサビと、何気に素敵なBメロのメロディアスな展開と、やっぱりこの曲の出来が抜けているように感じます。たま〜に引っ張り出して聴きたくなる1曲なので、ストリーミングにもってこいですね〜。
とはいえ、このアルバムが売れた大きな理由のひとつは、この美しい女性のジャケットのおかげかも??正直、筆者も当時ジャケ買いしてしまったのは、いうまでもありません(笑)。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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