※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、スキャナー(SCANNER)が、1988年にリリースしたデビューアルバム『Hypertrace』の1曲目に収録。
ストリーミングをぼんやり回遊していると、昔よく聴いたアルバムがしれっと、告知もなしにアップされていることが良くあります。このスキャナーもそんなバンドで、最近までストリーミング化されていなかったはずです。
かつては名門Noiseからリリースされていましたが、数年前にバックカタログが、ドイツのMassacreから再発されていて、そのおかげで晴れてストリーミング化されたようです(パチパチ)。というか、新作も出てるとはびっくりです。よくよく確認すると、あらら、かつてのメンバーは一人しかいないですね(笑)
それにしても、スキャナーの初期2枚は、ジャーマンメタル史に残る良盤と言えるでしょう。共通しているのは、どちらもジャケのデザインの酷さとの落差がスゴい(笑)。キスク系で味のある声質の、SL.Coe(ex エンジェル・ダスト!)がヴォーカルのセカンドも捨てがたいんですが、今回は1枚目から選んで見ました〜。
ファーストには、疾走系の楽曲が多く、最後まで緊張感が持続するような作風が見事ですね。その中でも、ピックアップした「Warp 7」は、オープニングを飾るに相応しい メロディック・スピード・メタルのお手本のようなチューンです。演奏やプロダクションも、この時代にしてはカッチリまとまっているので、疾走感に安心して身を委ねられます!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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