※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド、スキャガラック(SKAGARACK)が、1988年にリリースした2枚目のアルバム『Hungry For a Game』の3曲目に収録。
一風変わったバンド名のスキャガラックは、当時専門誌のレビューで、「砂糖のロック」と称されていました。ネガティヴな意味合いで書かれたとはいえ、確かに言い得て妙の部分もありますね。
ただし、メロハーマニアにとっては、むしろ、この甘さこそがお気に入りポイントになっていることは間違いないでしょう。どのアルバムも、とりわけ北欧メロハーファンの必聴作に挙げられますが、この2枚目は、特にトータルの出来がいいですね。ホント、攻撃性は皆無(笑)。美メロと甘メロ?の波状攻撃が続くので、違った意味でくたくたになりそうです。
今回ピックアップした「Somewhere In France」は、特に甘口のメロディがキラリと光る逸品です。アレンジとかロングトーンの使い方とか、ジャーニーの影響が濃厚かつ、パクリレベルに出すぎていますが(笑)、そこはご愛嬌でしょう。当時NHK-FMの某メタル系通訳女史の番組で、よくかかっていたのを記憶しています。
このアルバムのジャケットは、ギターのイラストの本国盤よりも、緑っぽいスペーシーな雰囲気の日本盤の方が断然いいですね〜。日本盤は廃盤になって、結構なお値段がついていますが、こうやってストリーミングで気軽に楽しめるのは、素晴らしいことだと改めて思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!