※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
アメリカのサザン・ハード・ロック・バンド、ブラックフット(BLACKFOOT)が、1980年にリリースした4枚目のアルバム『Tomcattin' 』の4曲目に収録。
昨日、ケン・ヘンズレーの記事に関連して1曲紹介した流れで、ブラックフットを単体でもう1曲紹介したいと思います。ブラックフットは、アメリカ南部土着のサザン・ロックにカテゴライズされていますが、音楽的にはHM/HRファンにも馴染みやすく、熱烈な隠れファン?がいるバンドですね。
「男の中の漢!」といった歌唱とギタープレイで痺れさせてくれる、中心人物のリッキー・メドロックが放つ魅力も大きいでしょう。さらに、「Send Me an Angel」もそうでしたが、彼らのサウンドの特徴は、ただ男らしい力強さをアピールするだけでなく、名曲「Highway Song」などに代表される、哀愁や優しさがそこはかとなく滲み出ているところに、ブラックフットならではの魅力を感じます。
今回ピックアップした「Street Fighter」は、79年の『Strikes 』(ヘビ怖い。。)、81年『Marauder』(ワシ?タカ?)と並ぶ、動物の頭ジャケット3部作(笑)の『Tomcattin' 』(イヌかと思ったらネコ?黒くてよくわかりません(笑))からのナンバーです。ブラックフットの中では注目度が低いかも知れませんが、ハード・ロック寄りの楽曲が多く、個人的にはこのアルバムが特にお気に入りです。
楽曲も有名曲とはいえませんが、イントロからリフがメチャクチャかっこいいんですよ。当時、筆者がFMラジオで偶然かかったのをエアチェックして、ブラックフットを知るきっかけになった思い出の1曲でもあります。彼らにしては、比較的ストレートなハード・ロックなので、サザン・ロックに興味のないメタルファンにもお勧めしたいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!