※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、リジー・ボーデン(LIZZY BORDEN)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Love You to Pieces』の1曲目に収録。
80sメタルシーンの中で、ここ日本でも確たる人気を誇ったリジー・ボーデンは、シアトリカルなステージングとホラー風味も含んだ、ちょいと怖めのバンドイメージで、アリス・クーパーやKISS辺りの流れを汲む、”ショック・ロック”の一群に位置付けられています。
バンド名自体が、実際に起きた有名な殺人事件の容疑者名から取られているだけに、中心人物のリジー・ボーデンが、ステージ上で斧を振り回しながら、女性に襲いかかり血まみれにさせる演出なんかも、狂気に満ちた雰囲気を漂わせていました。
もっとも、映像をよ〜く見ると血糊が全然違うところから吹き出てたりして、ちょっとホノボノと安心します(笑)。日本公演の際、斧をステージに勢い余って突き刺してしまい、会場から大目玉を食らったエピソードもあるらしいですが、逆にハリボテでなく本物の斧を使ってパフォーマンスしてたんですね。
そんな色物的な部分にフォーカスされがちですが、正統派のメタルに軸を置いたサウンドは、実にクオリティが高く、もっと音楽面で評価されるべきバンドだったと改めて思います。その証拠に、正道なメタルの範疇でよりポピュラリティのある、『Visual Lies』のような作品も後に生み出してくれました。
今回ピックアップした「Council for the Caldron」は、当時ライヴのオープニングでも演奏された、彼らの原点的なナンバーです。アイアン・メイデンの影響下にある、ツインリードをフルに活かしたヘヴィ・メタルは、疾走感も抜群で、バンドのポテンシャルの高さを知らしめてくれます。 ヴィジュアルだけでなく、群を抜く個性を放つ声質を武器にした、リジーの超絶なハイトーンヴォイスも最高ですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!