※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
イギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンド、トブルク (TOBRUK)が、1985年にリリースしたデビューアルバム『Wild On the Run』の2曲目に収録。
コロナ禍で発売延期になっていたボン・ジョヴィのニューアルバムが、ストリーミングにアップされていたので、サクッと聴いたところ、予想通り(汗)なかなかに退屈な内容(汗)だったので、、、思わず耳直しに、80年代の作品を聴いてしまいました。。新作も全く別物として聴けばいいんでしょうが、やっぱりボン・ジョヴィ名義ですからね。
そんなこんなの反動から、そっくりさんバンドのトブルクにまで、行き着いてしまいました(笑)。80年代に雨後の筍のごとく登場した、ボン・ジョヴィ・フォロワー群の中でも、露骨に似ていたひとつが、このトブルクでした。なんせ、本家と同じランス・クインがプロデュースしてますから、間接的に本人公認モノマネみたいなもんでしょう(笑)。
実際には、本家ほどカラッとした明るさはなく、しっとりと憂を秘めた叙情性が滲み出ているのが特徴です。NWOBHMの末期に登場したイギリスのメロハー系バンドの多くが、やはり同じようなサウンドの傾向にありますね。あと、バンドの編成が6人組となかなかゴテゴテしているので(笑)、これも本家との違いです。
今回ピックアップした「Falling」は、イントロが完全に出落ちでみんなズッコケた、そのまんまボン・ジョヴィのチューンです!というか、キーボードの音色が「Runaway」に寄せすぎてません?(笑)。プロデューサーが一緒ですから、近づけるのも朝飯前なんでしょう。
とはいえ、流石に似ている分、メロハーのお手本的な美旋律を存分に楽しむことができる佳曲です。少なくとも、個人的には今の本家よりも聴きたくなる1枚ですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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