※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、デンジャー・デンジャー (DANGER DANGER)が、1989年にリリースしたデビューアルバム『Danger Danger』の2曲目に収録。
昨日ご紹介したトブルク繋がりで、今度はデンジャー・デンジャーを思い出してしまい(笑)、今回取り上げることにしました〜。彼らの登場当時は、ルックスばかりに注目が集まり、一見ミーハーなヘア・メタル系バンドに見られがちでしたけど、実のところめちゃくちゃ実力派集団でした。特に歴代ギタリストのアンディ・ティモンズ、ロブ・マルチェロ辺りは、ソロギタリストとしても十分に通用する、超絶技巧の持ち主ですよね。
初来日公演、さらに海外でと、デンジャー・デンジャーのライヴを当時何度か観たんですが、演奏はCDのまんまだし、実にメジャー感溢れる、レベルの高いパフォーマンスでした。こりゃ女性ファンだけに任せておくのは勿体ない!と、真剣に思ったものです。紆余曲折を経ながら、長く活動を続けられているのは、確かな実力と、素晴らしい楽曲をたくさん持っているからこそでしょうね〜。
いい曲が多くてセレクトに迷ってしまいますが、ピックアップした「Under the Gun」は、ボン・ジョヴィシンドローム丸出しの、キーボードのアレンジが、まず耳を引くでしょう。何せプロデュースがこちらも、ボン・ジョヴィでお馴染みのランス・クイン!またまたやってくれました(笑)。
ですが!トブルクとは違い(汗)、決してモノマネに終わっておらず、叙情味溢れる美旋律と、センスのいいアレンジが光る、感動的な佳曲に仕上がっています。テッド・ポーリーの味わいあるハイトーンヴォイスも素晴らしいですね〜。今回は、ヘア/グラム・メタルでカテゴリーしましたけど、楽曲によってはメロハーとして語った方が、しっくりくるのかもしれません。また紹介したいですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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