※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、レザーウルフ(LEATHERWOLF)が、1987年にリリースした2枚目のアルバム『Leatherwolf』の2曲目に収録。
”アメリカのバンドらしからぬ、ヨーロピアンテイストのバンド”。メタルシーンでは、こういった類の表現で、バンドを紹介することもありますが、このレザーウルフほど、そう手の表現が似合うバンドはいないでしょう。
特に”正統派メタルの名盤”と呼ぶことに異論はないであろう『Leatherwolf』を覆い尽くす、しっとりとした叙情性は、ホントにこれアメリカ産なの?しかも西海岸産?と疑いたくなるほど、欧州的な香りがプンプン漂ってきます。勿論、アメリカであっても欧州産タイプのメタルバンドは、少なくないものの、ここまで違和感のないテイストを醸し出せるバンドは、稀有な存在ですね。
全曲素晴らしいですが、今回ピックアップした「The Calling」は、シングルカットされており、MVも作られたので、レザーウルフで一番知られた楽曲といえますね。彼らにしては比較的ストレートなヘヴィ・メタル・チューンで、ミッドテンポの重厚な曲調の中で、分厚いコーラスに彩られた強いフックのサビメロが、耳を惹きつけます。
アイアン・メイデンよりずっと以前に、トリプルギター編成を取り入れていたユニークさや、正統派メタルにしては、メンバーのルックスも粒ぞろいで、改めてもっと評価されていいバンドだと思います!
ちなみに次作『Street Lady』も素晴らしい作品ですが、こちらが残念なことに権利関係でまだストリーミング化されていないので、早めのアップロードを期待したいですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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