※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
オランダのメロディアス・ハード・ロック・バンド、テラ・ノヴァ(TERRA NOVA)が、1997年にリリースした2枚目のアルバム『Break Away』の8曲目に収録。
”ビッグインジャパン”の典型的なメロハー・バンドといえば、テラ・ノヴァが思い浮かびます。 正直ビッグとまではいかないものの(汗)、日本のメロハーファン(だけ)にはお馴染みのバンドですよね。
何せオルタナ・グランジ禍の96年!に、時代錯誤も甚だしいメロハーサウンドを引っ提げて、突如登場したんですから、メロディ愛好家は狂喜乱舞したものです。正直、デビュー作での専門誌の高評価は、ちょっと盛り過ぎ感があったものの(笑)、日本人好みのサウンドであることに、間違いはなかったといえます。
テラ・ノヴァはバンド形態とはいえ、実質はフレッド・ヘンドリクスのソロ・プロジェクトと言っても良いでしょう。それだけにテラ・ノヴァの作品からは、良質な楽曲とプレイを量産してくれた、彼のアーティストとしての非凡な才能を、存分に感じることができます。
アルバムとしては個人的にセカンドが一番好きでして、タイトル曲を始め楽曲も迷うところですが、今回ピックアップした「Holding On」は、コンパクトながらヴァン・ヘイレンの「Jump」的な、ポリシンセの響きが印象的な佳曲です。テラ・ノヴァらしい爽やかなAメロ・サビと、切ないメロとコード進行にグッとくるBメロを同居させた展開が、実に素晴らしいですね〜。
ちなみにストリーミングでは、新作系はベスト的に「HIGHLIGHTS」「HIGHLIGHTS Ⅱ」「BALLADS」の3つにまとめられています。それぞれベストというより、大量の曲が入っているので、オリジナル作品ごとの方が良い気がしますが(汗)、聴きたい曲は網羅されてますし、取りあえず良しとしましょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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