※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
イギリスのヘヴィ・メタル / ハード・ロック・バンド、 モーターヘッド(MORTORHEAD)が、1983年にリリースした6枚目のアルバム『Another Perfect Day』の1曲目に収録。
レミーが2015年の12月に亡くなって、この28日で早5年が経ちますね。我々の記憶の中で永遠に生き続ける、モーターヘッドの爆走ロックンロールを、筆者もたま〜に、ストリーミングで選曲しては楽しんでいます。
ファスト・エディ・クラーク期の名作群が最高なのは、今さら言及するまでもありませんが、それに負けじ劣らず好きなアルバムが、『Another Perfect Day』です。エディ脱退後に、シン・リジィ、ワイルド・ホーセズで活躍してきたギタリスト、ブライアン・ロバートソンを迎えて制作されたアルバムで、このメンツで来日も果たしていますね。
ブライアンといえば、美しいメロウなギターを奏でてきましたし、決して男臭くないルックスのイメージからも、モーターヘッドのギタリストが務まるのか、疑問を呈す見方が大半だった気がします。しか〜し、完成した作品を聴いてみると、悪くない、いやめちゃくちゃいいじゃないですか!
今回ピックアップした「Back at the Funny Farm」は、その典型といえるナンバーで、従来通りに爆走する、モーターヘッドのハードロックンロールの中で、ブライアンのメロディアスなギターが、浮遊するかのように響き渡ります。ロングディレイをふんだんに使った音色と、キメのメロディがクールですね。
いい意味でお互いが混ざりすぎず、培ってきた持ち味を活かしながらクリエイトした作風は、新たな化学反応を起こしたかのように聴こえます。当時の音楽誌のレビューなんかでは、なぜか酷評されていましたけど、筆者はこのアルバムで、モーターヘッドが創り上げたサウンドも、名作群同様にオススメしたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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