※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュメタルを紹介していきます。
ドイツのスラッシュ・メタル・バンド、ソドム(SODOM)が、1989年にリリースした3枚目のアルバム『Agent Orenge』の1曲目に収録。
ジャーマン・スラッシュ三羽烏(BIG3とかの方がカッコイイですよね。。。)などと形容される一角、トム・エンジェルリパー率いるソドムは、86年デビューですから、実に、以来35年近く経過ですか。しかも、アメリカのBIG4と比べて音楽性がほぼ変わっていない、むしろ過激になっているのはスゴイことですよね。デビュー時の下手っぴペラペラな音像から、今の高いクオリティは想像できませんでした。
そんなソドムの音楽レベルが、全ての面において一気にクオリティアップしたのが、アルバム『Agent Orenge』からです。今でこそスラッシュの名盤と形容されてますが、当時の専門誌のレビューでは、なぜか不当に低得点をつけられていたのが、信じられませんでした。一体どこを聴いてたんでしょうか(汗)。
個人的には、リアルタイムでメチャクチャかっこいいのになあと愛聴してましたし、スラッシュ好きのメタルファンの中で、他の初期スラッシュにもありがちだった過小評価を、疑問に思ってた人も多かったでしょう。ともあれ、アメリカのBIG4同様に、ジャーマンBIG3も、実力に見合った再評価の機運がもっと高まったらなあと、切に願っています。
今回ピックアップした「Agent Orenge」は、ジャーマン・スラッシュ史上に残る、説明不要の名曲です。このミッドテンポで長い焦らし系のイントロから、一気に激速スラッシュに加速する瞬間は、未だに何度聴いてもアドレナリンが分泌しまくり!今聴いてもクリアで、芯のあるタイトなプロダクションも最高過ぎます!
現行は4人メンバーですか〜、うーん、少々音は薄くても、フランク・ブラックファイアのキレまくりのギター、そして、クリス・ウィッチハンターのスリリングなドラムによる、このトリオ編成がやはり最強ですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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