【楽曲紹介】レイジ（RAGE）「 Bury All Life」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル！な楽曲を紹介していきます！

ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、 レイジ（RAGE）が、1992年にリリースしたEP『Beyond the Wall』の1曲目に収録。

84年にアヴェンジャーとして結成して以来、レイジの歴史はすでに35年以上が経過しました。アルバムも20枚以上を数え、ライヴ盤なども合わせると何枚出ているかわからないほど。その創作意欲の高さは、本当に驚嘆させられます。

トリオと4人編成を繰り返しているラインナップも、歴代関わったメンバーはかなりの数にのぼります。熱心なファンでも、作品やラインナップの全てを、正確に把握している人は少ないかも？しれません。

まさに、名実ともにジャーマン・メタル・シーンの重鎮のひとつとして、君臨するレイジですが、その歴史は、総帥であるピーヴィー・ワグナーの、アーティストとしての歴史そのものといえるでしょう。

80年代当時に、例示がここまで息の長い活動を続けるバンドになるとは、正直思いませんでした。しかも、サウンドの方向性に若干の変化はあろうと、一貫して正道なメタルに拘った、クオリティの高いサウンドを叩き出しているのは、素直に凄いと思いますね。

個人的には、当時たまたま発売されたばかりの輸入盤を買って、レイジを好きになった思い出の曲「Invisible Horizon」でもいいんですが、ちょっとひねって今回は、「 Bury All Life」をピックアップしてみました〜。ストリーミングでは、『Lost In the Eyes』の５曲目に収録されています。

これは『Traped』と『Missing Link』の間にリリースされたEPに収録された、あまり注目されていない楽曲かもしれません。しか〜し、マンニ・シュミットの刻むクランチ風の一癖あるリフと、ツーバスの連打の組み合わせがあまりに格好良く、ヘドバンを誘発されること必至の、聴き逃すのが勿体無い、強力なパワー・メタル・チューンとなっています！

ピーヴィーのレイジ節と言える歌い回しもクールですね〜。レイジには有名曲以外にも、こうした隠れた佳曲が多いので、またストリーミングで時間を見つけて楽しんでいきたいですね。

ぜひ、一度聴いてみてください！