※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のヘヴィ・メタル・バンド、 テラ・ローザ(TERRA ROSA)が、2017年にリリースした、限定再結成のライヴアルバム『Live From Coda』の13曲目に収録。
関西、というか日本が誇るコテコテ様式美メタルバンド、テラ・ローザ。その歴代メンバーのファミリーツリー(ってどこかにあるかもしれません)を紐解けば、デッド・エンド、マリノ、ウルフを始めとした、80年台当時の関西メタルシーンを彩る、さまざまなバンドに行き着くように、多岐にわたる人物が関わっています。
ヴォーカルの赤尾和重が、日本版女ロニー・ジェイムス・ディオなんて称されていたように、虹直系の様式美を徹底追求したテラ・ローザでしたが、関西のバンドの性なんでしょうか、洋楽を目指してるのに、もはやコテコテ過ぎて演歌チックに聴こえてしまう(褒めてます)ほどでした。
このバンドがメジャーデビューしても大きく飛躍しなかった原因は、その辺りにあるのでしょう。そう、マンドレークルート色が濃すぎです(笑)。恐らく今の若い世代がこれを聴いても、ロックとかメタルと思わないんじゃないですかね?
そんな“おじさんホイホイ”のテラ・ローザだけに、そうした層を狙って、ちょいちょい限定復活してますね。今回ピックアップした「The Endless Basis」は、2016年のライヴ音源で、ギターに2020年惜しくも急逝した足立祐二、ドラムに元ガルネリウスの佐藤潤一、ベースにMASAKI、赤尾とキーボードは勿論、岡垣正志と鉄壁の布陣。ジャパメタ様式美の粋を集めたような3連シャッフルの有名曲を、ベテランの余裕で聴かせてくれます!
個人的には、やっぱりギターは三宅庸介、ドラムは堀江睦男がいいなあ、と思ってたら、そんな復活ライヴも計画しているようで!年配による年配のためのメタル、アリだと思います!ライヴヴァージョンも悪くないですが、やっぱりオリジナル音源で聴きたいので、スタジオアルバムのストリーミング化を早急に希望したいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
その後解禁されたオリジナルヴァージョンはこちら!