※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
アメリカのプログレッシヴ・ハード・ロック・バンド、 スティクス(STYX)が、1983年にリリースした11枚目のアルバム『Kilroy Was Here』の5曲目に収録。
スティクスがヘヴィ・メタル?という感じがするかも知れませんが、コンセプトアルバムである『Kilroy Was Here』のストーリーにおいて、ジェイムズ・ヤングが演じるキャラクターが、ロックンロールの悪を説いているシーンとして使われているようなんですね。
そうしたストーリー性はともかく、スティクスにおいて最もハード・ロック寄りの嗜好を持っているのが、このギターのジェイムズ・ヤングでしょう。82年に観た来日公演においても、アルミホイルみたいな(笑)ド派手な衣装を着たジェイムズは、独りギンギンのハード・ロック・スタイルのギターを奏でて、いい意味で浮いていましたからね。
今回ピックアップした「Heavy Metal Poisoning」は、ジェイムズ自らがヴォーカルをとった、ハード・ロック・チューンです!タイトル通りのヘヴィ・メタルというには、ちょっとパンチが効いてないかもですが、ジェイムズはリードをかなり弾きまくってますし、ストーリーを表現したダークなメロディも、いい雰囲気を醸し出しています。
『Paradise Theater』に収められた「Half-Penny, Two-Penny」辺りも、ジェイムズがヴォーカルのハードなチューンでしたし、HM/HRファンであれば、そうした部分に注目しながら聴いてみるのも面白いですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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