※これぞ80ｓ！のイメージなヘア／グラム／LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのグラム・ハード・ロック・バンド、イナフ・ズナフ（ENUFF Z' NUFF）が、1991年にリリースした2枚目のアルバム『Strength』の1曲目に収録。
80年代末にデビュー作を聴いた時に、バンド名のスペルを見てちゃんと発音できなかった（笑）思い出が蘇るのが、イナフ・ズナフです。黒地に緑のピースマークのジャケの印象も鮮烈で、ピースマークをみると、今だにイナフ・ズナフのことが真っ先に思い浮かびますね〜。
イナフ・ズナフは、3枚目までは本国でメジャーからのリリースでしたが、その後は自主制作に近い状況が続くなど、バンドとしてのポテンシャルを考えると、決して順風満帆とは言えない状況でした。それでも昨年15枚目のアルバムをリリースするなど、コンスタントに活動を続けています。
そんな本国の状況に比べて、日本では根強い人気を誇っていて、日本盤でも多くがリリースされていますね。イナフ・ズナフのバンドキャラも受けてるんでしょうが、何と言ってもキャッチーなメロディに彩られた極上のポップセンスを持った音楽性が、日本のHM/HRファンの感性に訴えかけるんでしょう。
個人的には、メジャー感に溢れるサウンドが、楽曲の良さをさらに増幅させている1枚目、２枚目のアルバムが好きなんですけど、ハードからメロウまで楽曲の出来がずば抜けていて、パワー感のある音圧に優れたプロダクションで楽しめる『Strength』が最高傑作ですね〜。
というわけで、今回ピックアップしたのは、そのオープニングにして、ハード・ポップの佳曲「Heaven or Hell」です！この甘酸っぱくてメランコリックなメロディとコード洪水は、胸キュンもの（笑）でしょう。彼らが影響を受けたチープ・トリックあたりにも、十分匹敵するポップセンスを持っていると思います！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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