※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のハード・ロック・バンド、ブラインドマン(BLINDMAN)が、2000年にリリースした、ミニ・アルバム『...In the Dark』の1曲目に収録。
正統派ハード・ロックの流れを汲む80sライクなサウンドを、永きに渡り一貫して奏で続けるブラインドマン。数々の佳曲を生み出し続ける、ギタリスト中村達也の卓越したソングライティングこそが、ブラインドマン最大の武器であることは間違いありません。
メンバーチェンジや活動休止を繰り返しつつ、現在も精力的に活動を続けるブラインドマンですが、オリジナルシンガー、高谷学が在籍したメジャーデビュー前夜の2作品『Being Human』『...In the Dark』は、ジャパメタ史に残る傑作と言っても過言ではないでしょう。
日本人離れした高谷の味わい深いソウルフルな熱唱と、メロディアスでツボを押さえまくった中村のギターワークのコンビネーションは、何者にも変えがたい相性の良さを感じますね。この時期は捨て曲の類は一切見当たりませんし、もし色んな歯車がうまく回っていたら、ジャパメタを代表するような、もっと広く認知されるバンドになったはずです。
今回ピックアップした「...In the Dark」は、中村が秘めたソングライティング力の高さを知らしめてくれる、メロディアス・ハードの名曲です!タイトル通り、暗闇の中で響く哀愁の美旋律の先に見える、微かな希望の光。。。そんなイメージや情景が、思わず浮かんできます。ブラインドマンは英詞を貫いていますし、80年代のホワイトスネイクや北欧のメロハー等が好きな洋楽メタルファンにも、改めて味わって欲しい逸品です。
残念ながら初期インディーズ時代の作品は、ストリーミング化されていませんが、2006年にリリースされたDVD作品の音源部分が、スペシャルエディションとしてストリーミング化されていますので、今回はこちらのヴァージョンを貼りました。他にも代表曲が網羅されていますので、こちらで楽しんで欲しいですね。
ぜひ、一度聴いてみてください!
DVDはこちら