※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
イギリスのハード・ロック・バンド、 テラプレイン(TERRAPLANE)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Black and White』の1曲目に収録。
テラプレインは、ここ日本でリリース当時ほとんど話題になりませんでしたけど、サンダーの前身として後追いで注目された経緯がありますね。サンダーのシンガー、ダニー・ボウズとギターのルーク・モーリー、さらにドラムのハリー・ジェイムズまで在籍していたんですから、ほぼサンダーの別名バンドと言っていいでしょう。
筆者は、中古盤か何かでLPを手に入れていたものの、あまりターンテーブルを飾る事なく、正直サンダーが注目されてから、まともに聴いたような気がします(汗)。売れたバンドのメンバーが在籍した無名バンド等で、そうした経験はありますよね〜。
サウンドの方向性はサンダーと幾分違っていて、キャッチーなメロディとギターを前面に押し出したハード・ポップを主張していました。サンダーの中にも宿るキャッチーなテイストは、テラプレイン時代に培ったテイストが、そこはかとなく染み出しているようにも思えます。
今回ピックアップした「Don't Walk Away」は、アルバムのオープニングに相応しい、メジャーキーの快活なリフで始まるハード・ポップ・チューンです!うっすらと聴こえるキーボードのアレンジや、甘く切ない印象的なサビのコーラスワークなど、アルバムの中では、比較的メロハー色が強い楽曲と言えるでしょう。
他にもバラードナンバーの「Talking to Myself」辺りも良曲ですし、全体のパフォーマンスと楽曲は、さすが後にサンダーとして活躍するだけのクオリティを誇ります。ストリーミングでは、ボーナストラック入りのヴァージョンがアップされているので、改めてサンダーと比較しながら楽しんでほしいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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