【楽曲紹介】キャンドルマス（CANDLEMASS）「Mirror Mirror」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル！な楽曲を紹介していきます！

スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、 キャンドルマス（CANDLEMASS）が、1988年にリリースした3枚目のアルバム『Ancient Dreams』の1曲目に収録。

ヘヴィ・メタルのサブジャンルのひとつ、ドゥーム・メタル。その中にも、さらにいくつものサブジャンルが存在し、もはやよくわからない状態です。。そのドゥーム・メタルの元祖的存在として知られるキャンドルマス。個人的にはドゥーム系を好んで聴くことは、正直あまりないんですけど（筆者のようなメロハー好きの方はそうかもしれません）、このキャンドルマスの初期の頃は、比較的好んで聴いていました〜。

当時、２枚目の『Nightfall』が、専門誌で高評価を受けていましたし、レコード店でジャケットデザインの美しさを見て、思わず輸入盤をジャケ買いした覚えがあります。アメリカの画家、トマス・コールの作品が使われているんですが、当時はアルバムのために書き起こしたのかと、勘違いしていました（汗）。

何と言っても、キャンドルマスが好きだった訳は、ヴォーカルのメサイヤ・マーコリンの存在が大きかった（ガタイが大きかったからではありません笑）ですね！まあ、大柄でチリチリの爆発ロングヘア（笑）による見た目のインパクトは、当時のメタルシーン随一でしたからね。当時のMVは今見ても、色んな意味で衝撃的です（笑）。

見た目だけなら単なる出落ちですけど、とにかくメサイヤは歌が上手過ぎ！抜群な声量を持つ伸びやかでオペラティックな歌声と、ドゥーミーなリフとの対比がクセになります。オジー系統のスタイルですけど、さらに張りのある唱法は独特でしたし、北欧のバンドらしいメロディと透明感を、そこはかとなく感じさせる点もよかったですね〜。

今回ピックアップした「Mirror Mirror」は、キャンドルマスの代表曲と言っていい、覚えやすい一曲です！比較的ノリのいいミッドテンポで構成されていますし、呪術的な雰囲気を漂わせながらも、もはやキャッチーとさえいえるメロディは、思わずシンガロングしたくなりますね。このアルバムのジャケも、本当に美しくて最高です。

ぜひ、一度聴いてみてください！