※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ハウス・オブ・ローズ(HOUSE OF ROSE)が、2006年にリリースした5枚目のアルバム『World Upside Down』の6曲目に収録。
グレッグ・ジェフリアが、ジェフリア以降にジーン・シモンズのレーベルから、鳴り物入りでデビューしたのが、ハウス・オブ・ローズでした。参加したメンバーも粒揃いで、かなり期待したんですが、ジェフリアに比べるとメロディも中途半端で、当時少々肩透かしを食らった記憶があります。
結局、アルバム3枚の短命で解散してしまいますが、2004年にオリジナルヴォーカルのジェイムズ・クリスチャンを中心に再結成。以降は、当初の低迷が嘘のように、毎年のようにアルバムをリリースし、ライヴも行うなどコンスタントな活動を行い、近年に至っています。
その間にラウドパークでまさかの来日が実現しましたし、一度解散してしまった時には想像もつかない活躍ぶりですね。正直いうとアルバムが多作過ぎて、作品に出来不出来の差がありますけど(汗)、メロハー視点でいえば、メロディ重視で硬軟のバランスが取れた『World Upside Down』が、特にオススメですね。
今回ピックアップした「Ghost of Time」は、そのハイライトと言えるメロハーの名曲です!ハード・ロックのダイナミズムを残しながらも、濃厚な叙情性を漂せた美旋律が乱舞します。ジェイムズの味わい深くエモーショナルな歌唱には、ぐっと胸を締め付けられます。テン辺りが好きな方には、たまらない1曲でしょう。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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