※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のハード・ロック・ギタリスト、 福田洋也(HIROYA)が、1999年にリリースした、ソロEP『Resuscitation』の5曲目に収録。
衝撃のメジャーデビュー後のアンセムには、とりわけリアルタイムで思い入れもあり、以前の楽曲紹介でも取り上げてみました〜。
その時書いたんですが、思い入れの大きな部分は、ギタリストの福田洋也が占めている気がします。アンセムの歴代ギタリストでフェイバリットだと即答できるのは、テクニック云々では測れない、ワイルドで奔放な華のあるギタープレイと、その存在感に魅力を感じてきたからでした。
そんな福田洋也が90年に残念ながらアンセムを脱退し、約10年ほどの歳月を経て、久々にHIROYA名義で音源を届けてくれたのが、この『Resuscitation』になります。EPでしたしこの作品がストリーミングで聴けるとは思いませんでした〜。
収録曲の5曲はインストになっており、ハードにドライヴするロックナンバーから、メロウなメロディをじっくり聴かせる静かめのバラードまで、短いながらもバラエティに富んだ楽曲の中で、洋也らしい自由奔放なムードに溢れたギターを存分に堪能できます。
今回ピックアップした「Silent Violence」は、アンセム時代の盟友、坂本英三をシンガーに迎えた、疾走パワー・メタルチューンです!HIROYAのパワーリフにEIZOの激アツな熱唱が加われば、言わずもがな初期アンセムそのもので、スリリングな雰囲気が甦りますね!アンセムファンのみならず、ジャパメタファンならぜひチェックしておきたい1曲です!
一時期は音楽活動よりもカメラマンとしての活動をメインにしてきた洋也ですけど、アンセムとしてもイベントライヴで復活したり、新たなバンドを立ち上げたり、ロックシーンに戻ってくれたのは嬉しいことですね。最近はEIZOとのコラボでライヴ活動を行なっているので、益々精力的な活動に期待したいところです!
ぜひ、一度聴いてみてください!