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【楽曲紹介】浜田麻里「Heart and Soul」

※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!

 

日本の女性ハード・ロック・シンガー 浜田麻里が、1988年にリリースした、シングル「Heart and Soul」他に収録。

 

ゴタゴタ続きの東京オリンピック開幕ですか〜。テレビで試合の様子を見て思いましたけど、画面越しで無観客の様子が何とも味気ないのは、スポーツも音楽ライヴも同じだなあと、改めて痛感させられました。

 

そんなしょっぱい話はともかくとして、ジャパメタファンにとって思い出のオリンピックといえば、88年のソウルオリンピックでしょう。それはもちろん、NHKテレビでのオリンピックのテーマソングに、浜田麻里の楽曲「Heart and Soul」が大抜擢されたからですね!あれから早33年の歳月が流れてしまいました。

 

日本のメタルクイーンとして80年代半ばにはジャパメタシーンで頂点を極めた浜田麻里は、より広義な日本の音楽シーンにアピールすべく、音楽性の幅を広げていきました。シングルとしては次曲「Return to Myself」で完全ブレイクを果たし、J-POPシーンのど真ん中へと進出するわけですが、浜田麻里の名をテレビを通じて全国区に知らしめたのが「Heart and Soul」でした。

 

NHKのオリンピック特番?で、スタジオからこの曲をお披露目したパフォーマンスは、いまだに忘れられません。遂にジャパメタシーンを飛び出しちょっと遠い存在になったなあと、デビュー時から応援してきた身としては誇らしく思えたものです。

 

それまでも「夜のヒットスタジオ」やNHKでも伝説の「べストサウンド」あたりには出演していましたけど、黒いミニのドレスを身にまとい颯爽と登場した彼女は、万人にアピールするポップな曲調と磨きがかかった美貌が相まって、メジャー感に満ち溢れた女性シンガーとして、すっかり垢抜けた印象を受けました。

 

なんせオリンピックのテレビ中継の中心となる、NHKでのテーマ曲ですからね。テレビ、オリンピックが与える影響力が、今とは段違いに大きな時代ですから、そのタイアップがもたらすインパクトは絶大なものがありました。

 

結果として、オリコン7位の大ヒットを記録し、浜田麻里の名は広く世に知られ渡りました。タイアップの力だけでなく、親しみやすいキャッチーなメロディが踊る楽曲の良さに加え、超絶なハイトーンを敢えて抑えめにして、誰もが聴きやすい等身大の歌唱にフォーカスした、彼女の素晴らしいヴォーカルパフォーマンスが相まって成し得たことでしょうね。

 

オリンピックのテーマ曲が浜田麻里だったなんて、今思えば隔世の感がありますよね。80年代はいい時代だったなあと、久々にこの曲を聴いて、感慨に耽ってしまいました〜。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Heart and Soul

Heart and Soul

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