※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、ジューダス・プリースト(JUDAS PRIEST)が、1982年にリリースした8枚目のアルバム『Screaming for Vengeance』の7曲目に収録。
発売された50周年記念アルバムにちなんで、今週は個人的にリアルタイムで聴いてきた80年代以降のジューダスのアルバムから、有名曲以外を1曲ずつ選んでいます!
昨日ご紹介した『Point of Entry』でがっちり足固めをした上で、遂に『Screaming for Vengeance』でジャケのイメージ通り、全米マーケットを急襲するわけですが、この時期のジューダスが放つ破竹の勢いは、50年の長き歴史の中でも1、2を争うものがありましたね。
当時、USフェスティヴァルの映像や全米ツアーのライヴ映像が「ベストヒットUSA」などのTVで流れましたけど、まさに油が乗り切ったパフォーマンスは、息を呑むほどに凄まじかったですね〜。録画したVHSビデオを何度繰り返し観たかわかりません。
そんなジューダス絶頂期にリリースされた本作は、バンドの代表作のひとつだけでなく、メタル史の頂点に君臨する1枚ですが(このブログ名の由来にもさせてもらいました〜)、「Hellion〜Erectric Eye」「You've Got Another Thing Comin」の印象が強すぎて、今回ピックアップしたタイトル曲「Screaming for Vengeance」が若干霞んでしまっている感もあります。
Spotifyの再生数を見ても、何と一桁違いますもんね。。それでも、不朽の名作のタイトル曲に相応しい鬼気迫るヘヴィ・メタルは、ジューダス史上1、2を争う、当時としては最速かつ過激なもので、未だ聴くたびにアドレナリン全開にさせてくれます!
ロブの絶叫に近いハイトーンは、終始ピッチの一番高いところをキープし続けており、まさに驚異的!デイブ・ホーランドも、だ、大丈夫?というほどの勢いで(笑)、激速のリズムをタイトにキープし続けます。中間部にしっかりとツインギターの叙情的なキメフレーズを、前触れなくぶち込んでくるところが泣かせますよね。
歌詞の問題もありライヴで演奏していないという話もありますが、今の年齢を考えるとこれを再現するのは難しいでしょうね。。その分は、音源やかつてのライヴ映像でこれからも体感していきたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
以前こんな楽曲紹介も書いていました(汗)。。
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