※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、ジューダス・プリースト(JUDAS PRIEST)が、1988年にリリースした11枚目のアルバム『Ram It Down』の5曲目に収録。
発売された50周年記念アルバムにちなんで、今週は個人的にリアルタイムで聴いてきた80年代以降のジューダスのアルバムから、有名曲以外を1曲ずつ選んでいます!
”未来のヘヴィ・メタル”への冒険は1枚で終わり、再びリアルな鋼鉄神に回帰したことで、ファンから当時大いなる賞賛を受けたのが、この『Ram It Down』でした。その割に、ジューダスの長い歴史においてあまり語られることが少ないのは、次作『Painkiller』のインパクトが大き過ぎたからに違いありません。
加えて、ドラマーのデイヴ・ホーランドが不安定な時期で、ドラムマシンを明らかに使った音源である点も、評価に水を差しているきらいがありますね。もう少し音質がリアルであれば問題なかったはずです。。。
タイトル曲の「Ram It Down」は、ジューダス史に残る超名曲で大好きなんですけど、人間技を超越したスネアのフレーズとかを聴くと(汗)、正直言って多少興ざめしてしまうのも事実です。
以前ご紹介したズバリ「Heavy Metal」!は、少々肩透かしでしたけど(汗)
今回ピックアップした「Hard As Iron」は、重戦車の如くひたすらに突き進むリフが、高揚感をいやが応にも掻き立てる、プリースト流儀の乗っ取ったヘヴィ・メタル・チューンです!ところどころに挿入された衝撃音が、ジャケットの世界観を想起させてくれますよね〜。
メジャーキーが印象的なサビへと巧みに繋げていく展開が、ベテランの妙味を感じさせてくれます。次作に収録されていたとしても、違和感を全く感じさせません。アルバムの印象のせいで目立たない楽曲ですが、ライヴで演れば盛り上がりそ必至でしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
CDはこちら