※誰が聴いてもヘヴィ・メタル！な楽曲を紹介していきます！
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ストーム・ウィッチ（STORM WITCH）が、1989年にリリースした5枚目のアルバム『Eye of the Storm』の6曲目に収録。
ハロウィンがきっかけで、当時日本で大ブームになったジャーマン・メタルにハマっていった80年代後半から末期。次第に日本デビューするバンドだけでは満足できず、輸入盤店でよりマニアックな1枚を漁るようになっていきました。
そんな中で出会ったバンドの一つが、このストーム・ウィッチでした。新作でLPを買ったのが『Eye of the Storm』だったわけですけど、手にした理由はこのジャケットに尽きます！
ファンタジックなタッチの絵柄と、メタル系ではあまり見られないカラフルな色彩に目を奪われて、いつの間にかレジに持って行ってましたね（笑）。今見るとそれほどではないんですが（汗）、どこかRPGゲームの世界観を体現しているようでもあります。
肝心の音の方は、ジャケのクオリティには追いつかず、、ちょっと劣化して薄まったハロウィンの如き（汗）典型的なB級メタルなんですけど、メロディ重視のメタルはほっこりしていて、どこか憎めずに意外と気に入って聴いてました。
それからすぐにアルバムを遡ったんですが、結構多作なバンドで驚きました。初期はジューダス直系の正統派メタルで、初期2枚の１曲目のリフが、聴き分けがつかないほど全く同じで面白いです（笑）。アルバムの出来は、ジャケが最悪過ぎる3枚目と、唯一日本盤がジムコ（懐かしい〜）から発売された4枚目の出来がいいですね。
今回思い入れの度合いから、敢えて5枚目からピックアップした「Eye of the Storm」は、曲順違いのUS盤では1曲目に収められた、典型的なジャーマン風味のメロディック・パワー・メタル・チューンです！
正直ヴォーカルのピッチが甘くうわずってますし、サウンドプロダクションが前作よりなぜか後退してペラペラです（笑）。それでも親しみやすいメロパワは、リピートしたくなる不思議な魅力を持っていますね。
ここに出てきた歴代のアルバムは、ストリーミングにしっかりアップされているので、つまみ食いで辿ってみてはどうでしょうか〜。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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