年末のカウントダウンが始まった期間ですので、今年も正月三日まではいつもの楽曲紹介ではなく、まったり徒然コラムを綴っていきたいと思います〜。
数年前にApple TVを導入して以来、気が付いてみればYouTubeを観る時間が、地上波TVを上回るようになりました。体感では７：３ぐらいですかね？気軽に懐かしの映像にアクセスできることで、とりわけHM/HRファンを含む、洋楽ロックファンの多くは、同じような方が多いんじゃないでしょうか。
TVでもBS辺りでは、洋楽ロックの映像が見られる番組も幾つか存在するとはいえ、地上波ではなかなかお目にかかれないですよね。そんな中で、かつて伝説の「ヤングミュージックショー」を放送していたNHKでクイーンのライヴ映像の放送予定を発見！
すでにBSの方では11月末に放送済みなので、ご覧になった方もいると思いますけど、今回は何と総合TVということで驚きました〜。放送日時は、本日12月30日の夜11時20分から75分間と、時間帯も真夜中とかではなく、結構観やすくていい時間帯です。いくら近年の大ブームに沸いたクイーンとはいえ、容易に視聴できるメディアを通しては、レアなケースでしょう。
放送されるのは、86年7月のイギリス・ウェンブリースタジアムでのライヴです。すでに商品化されている映像ですし、尺を考えると抜粋になるんでしょうけど、デジタルリマスター（ビデオレストア）された映像とのことで、それなりの価値はあると期待してしまいます。
何より筆者が無条件に大好きなライヴ映像でして、、クイーンの歴代ライヴの中でも、１、２を争う出来じゃないでしょうか。バンドが織りなす珠玉のパフォーマンスが、まさに脂が乗り切っているのはもちろん、それに応える大観衆のオーディエンスの反応があまりに凄まじいんですね。そこから生み出されるマジックを見せつけられると、深い感動を覚えるとともにその場に居合わせたかった、、という嫉妬すら浮かんできます。
筆者もあのライブエイドも行われた巨大なウェンブリースタジアムに直接行ったり、80年代にフレディ時代のクイーンの来日公演を観たりした経験はあるんですが、それだけに、本国イギリスにおけるあの場所でクイーンのライヴを観るというのは、本当に特別な意味合いを持つことを肌身で実感してしまいます。
それにしても、年末の絶好のタイミングにNHKもなかなか考えていますね〜。できれば年末年始の時期にこそ、かつてのヤングミュージックショーを超深夜帯でいいので（笑）、総合TVの方で全部放送してくれないかなあ。。ビデオレストアされた映像なんか流されたら最高ですよね。来年の年末でいいので（笑）、是非検討してほしいものでね〜。
演奏された楽曲はどれも素晴らしいんですけど、発売当時はパッとしなかったアルバム『Works』に収められた「Hammer To Fall」が、ライヴでは無敵の威力を発揮していますね！ライヴエイド時以上のパフォーマンスを披露しています。
- provided courtesy of iTunes
ちなみにApple Musicのストリーミングでは、このウェンブリーでの他の数曲のライヴ映像を気軽に堪能できます。
