※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのロック・ヴォーカリスト、デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)が、1986年にリリースした1枚目のフルソロアルバム『Eat 'Em and Smile』のスペイン語ヴァージョン『Sonrisa Salvaje』7曲目に収録。
エディがこの世を去って以降、その動向が気になっていたデイヴでしたが、昨年10月に自身の引退を発表し、この昨年末から今年の年始にかけてラスベガスでフェアフェルショウが予定されていました。
ところが、コロナの影響もあって結局キャンセルになり、現時点では”TO BE CONTINUED”と記されていますね。エディの一件や自身の健康問題などが理由に挙げられてますけど、あの元気なパフォーマンスを観る機会はもう訪れないのでしょうか。。
そんなニュースも目にしたので、今回はデイヴを取り上げて見ました〜。ヴァン・ヘイレンから衝撃の脱退後、この時代のデイヴは、海外ではそうですけど、ヘア / グラム・メタルにカテゴライズされても差し支えないでしょう。
それにしても、ヴァン・ヘイレンへの当て付けのように、本家よりもそれらしい作風の超強力盤に仕上がった『Eat 'Em and Smile』は、筆者のようなサミーよりもデイヴ派だったヴァン・ヘイレンファンには、複雑な気持ちになりつつも、やっぱりコレでしょ!と、スカッとする一撃にもなりました。
そんな中でも、今回ピックアップした「Arma de Caza Mayor(Elephant Gun )」は、スティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーン、グレッグ・ビソネットの最強のバック陣が、惜しげもなく持てるワザをこれでもかと繰り出し、デイヴを盛り立てます。タラスのカヴァー曲「Shy Boy」よりも個人的には好きでしたね。
で、英語タイトルは「Elephant Gun」ですけど、こちらは当時少し話題になったスペイン語ヴァージョンの”ソンリヘ・サルヴァヘ”からのテイクですね。ヴォーカルの違和感が半端なく(笑)、発音が正しいかすら分からないものの、これが許されるのはデイヴだけでしょう〜。
デイヴの熱狂的マニア以外は所有していないのでは?と思われますので、むしろストリーミングで気軽に楽しめるのは嬉しいですね〜。日本語が堪能なデイヴには、日本語ヴァージョンも出してほしかったなあ。
ぜひ、一度聴いてみてください!