※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのグラム・ハード・ロック・バンド、マダム・エックス(MADAM X)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『We Reserve The Right』の1曲目に収録。
”マダム”という響きからして妖艶なイメージですけど、ケバケバしいグラム・ロック丸出しのルックスの男女が強烈なジャケット写真で、サウンドよりもヴィジュアルの方が記憶に刻まれているバンドです。
ゲイリー・ムーアの騒動で悪名高いジェットレコーズということで、日本のリリースはメジャーのソニーからなんですけど、、トゥイステッド・シスターの劣化版といいますか、特に女性陣(姉妹です)のレオタード&黒タイツ姿ときたら、、(汗)今見てもカメラ目線がバッチリすぎて直視できませんね(笑)。いやあ〜、全てにおいて濃すぎます。。
のちに、その片割れがのちに美麗女子メタルバンド、ヴィクセンのメンバーとして再登場したときにはかなり仰天しました。正確にはヴィクセンを知ったときに、あの元マダム・エックスのドラマーがいるとわかって、思わずアー写を2度見してしまいましたからね(笑)。その時は、いわゆる黒歴史だったのかもしれません。
そんなキワモノっぽいイメージが先行し過ぎて、肝心の音の記憶がすっかり消し去られてましたけど、改めて聴いてみると、わかりやすくキャッチーでグラマラスなハード・ロックンロールで悪くありません!プロデュースは、何とリック・デリンジャーと知ると納得ですよね。結構、疾走する正統派メタルっぽいチューンもあったりして、十分楽しめる出来です。先入観に惑わされてはダメですね(笑)。
今回ピックアップした「High in Highschool」は、アルバムのオープニングを飾る、リードトラックとも言えるハードなロックンロール・チューンです!思わずシンガロング必至のサビは、一度聴いたら脳内リピートしてしまいますね〜。
Spotifyの再生回数もこの曲がダントツですし、マダム・エックスの魅力を凝縮したような作風なので、まずはこちらから楽しんでほしいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!