※80sメタル好きの暗黒期、90年代の良心的楽曲を紹介していきます!
アメリカのハード・ロック・プロジェクト、 ブラックソーン(BLACKTHORNE)が、1993年にリリースした、1枚目のアルバム『Afterlife』の2 曲目に収録。
本日は、ストリーミングのオススメから、そんなアルバムあったな〜と久々に思い出したシリーズ(笑)で、グラハム・ボネットが暗黒の90年代にクリエイトした、ブラックソーンをいってみましょう〜。
齢74!を迎えた今では、全て振り切ったように様々なHM/HR系バンドでの通じて、八面六臂の活躍を見せるグラハムですけど、この頃といえば、インペリテリを離れて以来、HM/HRシーンとの繋がりが多少希薄な時期でしたね。
そんな中でメタル系の新プロジェクトとして、突如始動したのがブラックソーンでした。グラハム以外では、ボブ・キューリック(G)、チャック・ライト(B)、フランキー・バネリ(Ds)、ジミー・ワルドー(Key)と、ある種のスーパーグループ的メンツが揃いました。
オルタナ・グランジ禍の海外ではいかにもスルーされそうで、80s系のアーティストに暖かい日本のマーケット狙いに特化した感が否めませんけど(汗)、そのイメージ通り、当時プロモーション来日を果たした際の映像が、YouTube上でも確認できます。
サウンド面では、グラハムのキャリアでは珍しく、時代を反映したヘヴィネスを前面に押し出したものですが、それぞれが80年代に奏でてきたサウンドの色合いも、そこはなとなく感じられ、今聴くと悪くないですね〜。
グラハムはヘヴィなバックに負けじと、いつも以上にがなり倒していて(笑)、こうした音に意外とマッチしてます。それでいながらメロディをしっかり追った歌唱を譲らないのは、さすがと言えるでしょう!
今回はグラハムのヴォーカルが一番荒れ狂ってる(笑)タイトル曲「Afterlife」をピックアップしてみました!特に時代性を感じるヘヴィでダークなリフが主体になっており、それに抵抗するかのように絶唱する、凄まじいパフォーマンスですね〜。ソロ前なんかロブ・ハルフォードばりのシャウトが炸裂してます。
他にもLAメタルチックなものや、比較的メロディアスなものなど、楽曲も粒ぞろいなので、当時に聴いたイメージ以上に意外と楽しめると思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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