※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます！
イギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンド、チェンジ・オブ・ハート（CHANGE OF HEART）が、1998年にリリースした1枚目のアルバム『Change of Heart』の2曲目に収録。
90年代末期、日本の洋楽HM/HRシーンには、暗黒の時代へのアンチテーゼのごとくプチ？メロハー旋風が起こり、良質な作品が多くリリースされましたね。セールス的にも今では考えられないほど、まだ好調だったこともあり、レコード会社がこぞって日本盤化していたわけで、メロハーファンにとってはいい時代だったなあ〜と回想してしまいます。
その中心になったのがイギリスのエスケイプミュージックで、イタリアのフロンティアーズレコーズが覇権を握るまでは、優良なアーティストの宝庫でしたね〜。そのエスケイプが送り出したニューカマーのひとつが、チェンジ・オブ・ハートでした。
何せプロデュースが、絶頂期のハートランドのクリス・ウーズィーとスティーヴ・モリスですから、その時点でメロハー作品としては勝ちが約束されたようなものでしょう（笑）。そんな期待に十分応えるように、冒頭からラストまで、とめどない美メロの洪水が続きます。
楽曲の質が高く1曲選ぶのも難しいほどですが、今回ピックアップした「The Fire is Gone」は、煌びやかなキーボードをフィーチャーした、ボン・ジョヴィシンドロームなコード展開やアレンジと、英国産ならではの哀愁溢れるマイナーキーのメロディが胸をうつ、極上のメロハー・チューンです！
よくもまあこれだけフックのある楽曲が書けるなあ〜と、関心してしまいますけど、この時期のエスケイプ関連の作品は油が乗り切っていますね。他にもクリスのコーラスが聴ける楽曲があるのも嬉しいポイントです。
実はこの作品、当時輸入盤CDで買ったように、なぜか日本盤化されておらず、、肝心の本作をスルーしてその後の作品から日本盤でもリリースされました。ストリーミングでは、現時点でSpotifyでは聴けずに、Apple Musicのみで解禁されています。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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