※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、 ウォーフェア(WARFARE)が、1985年にリリースした2枚目のアルバム『Metal Anarchy』の 9曲目に収録。
モーターヘッド、ヴェノム、タンクと、男臭い爆音トリオ群に忠誠を誓うメタルマニアなら、絶対に外せない3人組が、ニューキャッスル出身のウォーフェアでしょう!何せデビュー作がアルジー・ワード、本2作目がレミー、3作目がクロノスと、3バンドの総帥が次々と制作に関与しているんですから、筋金入りのお仲間、フォロワーと言えますね〜。
サウンドの方も3バンドに負けじと、土煙を巻き上げながら爆走していく、ハードコアなロックンロールを聴かせてくれますが、もともとパンクスとして活動していただけあり、よりパンキッシュなテイストを絶妙に織り交ぜた爆音をブチかましているのが特徴です。
この色鉛筆で描いたような(笑)微妙なイラストジャケが妙に印象に残る『Metal Anarchy』は、LPでのA面が”Side Metal”、B面が”Side Anarchy"と表記されているのが面白いですよね〜。メタルとパンクの融合の先駆けという意味でも、歴史的な意義深い1枚であることが、こうした部分からも感じ取れるでしょう。
まあぶっちゃけ、どちらサイドもあまりサウンドに大差はないんですけど(笑)、まだメタルとパンク両者に垣根があった時代に、それをあざ笑うかのように、俺たちはメタルもパンクも関係ねえ!という彼らのスタンスは、挑発的で実にクールですよね〜。
今回ピックアップした「Metal Anarchy」は、ウォーフェアのそんなアティテュードを象徴する、メタルでパンク(パンクでメタル?)な爆走タイトルチューンです!スリリングなスピード感やギターソロは、スラッシュ・メタルの原型とも取れますし、投げやりにシンガロングするサビやかき鳴らすコードワークは、パンキッシュなテイストが充満しています!
YouTube上では、動くウォーフェアが確認できる貴重なMVも見られますけど、ギャグすれすれ(というかメタルマニアでも笑える)の衝撃映像で、こちらも必見です!
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!