※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、スコーピオンズ(SCORPIONS)が、1988年にリリースした10枚目のアルバム『Savage Amusement』の1曲目に収録。
約7年ぶりのニューアルバム『Rock Believer』発売にちなんで、今週〜来週は個人的にリアルタイムで聴いてきた、マティアス・ヤプス加入後のスコーピオンズのアルバムから、比較的代表曲以外の注目曲を1つずつ選んでいます。
スコーピオンズにとって80年代最後となった本作は、個人的にとても思い出深い作品です。というのが、初めてアナログ盤から卒業し、CDフォーマットで買ったHM/HR作品だったんですね。もっと早くCDデビューした方も多いと思いますけど、筆者の場合は本作でした。
CDが出始めの頃、輸入盤の定番だった懐かしのロングボックス(トールケース)に入ったプラケースを取り出し、本体をハレモノを触るような手つきで(笑)、トレイに乗せて再生した覚えがあります。
バブリーな80年代末期に制作されたこともあり、本作はスコーピオンズの数多の作品の中でも、1、2を争う高音質なサウンドプロダクションのアルバムですが、CDの音質はやっぱりスゲ〜な、とCDだから高音質なんだろうと思い込んでました(笑)
今回ピックアップしたのは、個人的にCDで初めて聴いた記念すべき曲「Don't Stop at the Top」です!スコピの歴代オープニング曲は名曲揃いですけど、この曲も例に漏れず、ミッドテンポながらも良質なメロディとタイトなリズムが心地よい佳曲に仕上がっています!
全米5位を記録し、セールス面でも歴代トップクラスのアルバムながら、リードトラックの「Rhythm of Love」が比較的地味めだったこともあり、今ひとつ印象の薄い作品の部類に入るでしょう。ですが、メンバーのパフォーマンスも良好で、じっくり繰り返し聴くことで味わいが増していくスルメ型作品と言えるので、改めてストリーミングでも楽しみたいですね!
ちなみに筆者が初めて買った前述のCD盤は、時間が経つにつれて表面が剥離してきてしまい、、出始めのCDはやはり、材質が悪かったのかもしれません。
ぜひ、一度聴いてみてください!