※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
イギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンド、アラスカ(ALASKA)が、1985年にリリースした2枚目のアルバム『The Pack』の1曲目に収録。
全米における大ブレイク前のホワイトスネイクを支えたバーニー・マースデン。そのソロ作に関して以前ご紹介しましたが、今回はバーニーが、ホワイトスネイクを脱退後の81年に結成したバンド、アラスカをご紹介しましょう〜。
ホワイトスネイクでは、ブルージーで良質なブリティッシュ・ハード・ロックを多く創り上げてきたバーニーだけに、自身のバンドではどういった音楽を世に送り出してくれるのか、注目が集まりました。
ところが実際には、おそらく大方のファンの予想や期待を裏切り、、シンセがフィーチャーされた産業ロック風味のメロディアスなハード・ロックだったのには驚かされました。
当時は、なんでバーニーがこんな音楽をやってんの??みたいな、ネガティヴな批評の方が多かった気がします。本家白蛇もアメリカ市場に照準を合わせる中で、サウンドの方向性が変わっていったわけですけど、バーニーはその斜め上をいく音楽性を標榜したわけですからね。
しか〜し、今改めて聴き直すと、そこまで酷評するような作品ではありません!というより、メロハー好きの筆者からすると、微妙な楽曲も散見されるものの、総じて当時の英国産メロハー風味がしっかりと漂っていて、良曲もしっかり収録されています。
今回ピックアップした「Run with the Pack」は、ポリシンセの明るい響きとポップなメロディが爽快な気分にさせてくれる、展開的なメロハーチューンです!デビュー時に在籍した元マグナムのリチャード・ベイリーに変わり、キーボードがドン・エイリーにチェンジしているのも、メンツ的には美味しいところですね〜。
アルバム単体ではストリーミングにアップされていないものの、同じような氷の世界を描いたジャケのベスト盤で聴けますね。結局、2枚のアルバムを残してアラスカは終わってしまうわけですが、当時低評価で聴かず嫌いだった方にも、一度試してほしいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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