※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 パンテラ(PANTERA)が、1988年にリリースした4枚目のアルバム『Power Metal』の 2曲目に収録。
つい先日、ブレイク後の楽曲をご紹介ししたパンテラですが、、
ブレイク前、80年代の音源がバンドの黒歴史になっているのは周知の通りです。正確に言えば、パンテラ自身がそうしただけで、多くのファンからしてみれば、全くそんなことはないんですけどね。。
バンドによっては、自分たちの過去を積極的に語りたがらないケースは多々あれど、パンテラのように音源も含めて完全にオミットしているのは、レアなケースかもしれません。何せ、80年代は4枚ものアルバムをリリースし、フィル加入後の音源まで含まれてますからね。
しかも、初期の音源こそまだ稚拙なものの、良質な正統派メタル作品、楽曲も多く、埋もれてるのは本当に惜しいと感じます。。この4枚は日本盤化されておらず、所有しているのはマニアオンリーなので、今や相当な高値が付いてます。
そんな状況下でブレイク前の貴重な音源として、現在聴けるのが、『Before We Were Cowboys (Live at The Basement Club, Dallas, TX, 1988) 』 です!これは、88年にテキサス・ダラスのライヴハウス、ザ・ベースメント・クラブで行われたライヴを、FMラジオ用に収録した、オンボード音源になります。
例えブートでもストリーミングで聴けるのは嬉しいですね。お世辞にも音質がいいとは言えませんが、ブレイク前のパンテラを知るには格好の音源でしょう。今回はメタルタイトル括りで「Power Metal」をピックアップしてみました! 80年代のパンテラには「Metal Magic」「Heavy Metal Rules」 とか、ほかにもメタルタイトル曲があるんですけど、ここには収められてません。
後のヘヴィネスへの片鱗を伺わせつつも、ヴィニーの2バス連打で押しまくる、タイトル通りのパワー・メタルが最高にクールですね!ロブ・ハルフォードばりの強烈なスクリーミングシャウトをブチかますフィルは驚愕ですし、ダイムもテクニカルに弾きまくります。音質が悪いおかげで?レックスのブーミーでアタック強めのベースラインの凄みが堪能できるのは嬉しい誤算です。
まさにブレイク前夜、マグマのごとき勢いが詰まった、必聴音源と言えるでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!