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【楽曲紹介】デフ・レパード(DEF LEPARD)「Rocks Off」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

イギリスのハード・ロック・バンド、デフ・レパード(DEF LEPARD)が、1980年にリリースした1枚目のアルバム『On Through The Nightの8曲目に収録。

 

今週は、マイケル・シェンカー・グループの最新作『Universal』&デフ・レパードの最新作『Diamond Star Halos』の発売にちなんで、両アーティストの楽曲を交互に取り上げていきます〜。

 

思い返せば、NWOBHM関連ではリアルタイムで日本盤をごく初期に買ったのが、デフ・レパードのデビュー作でした。当時アイアン・メイデンやエンジェル・ウィッチ等をラジオで聴いて、イギリスからの新世代のメタルバンドは激しくてスゴイ!と実感していたので、最も若いデフ・レパードにも、未聴ながらも期待したんですが、、、。

 

1曲目の「Rock Brigade」を聴いて、あれ?いい曲だけど意外と大人しいなあ、と肩透かしを喰らい、2曲目「Hello America」のキャッチーなコーラスで、ワイルド・ホーセズを聴いた時以来、イスから転げ落ちそうになりました(笑)。

 

まあ、NWOBHMの若手で、勝手にメイデンみたいな疾走するアグレッシブなメタルを想像していた誤解からなんですが、当初から若さに似合わぬ落ち着いた雰囲気を、サウンドから醸し出していましたね。

 

今となっては、未完成ながらどの曲も将来への片鱗をうかがわせるものとして、楽しんで聴けるんですけど、当時はできるだけ速い曲、激しい曲をついつい選んで聴いていました。

 

今回ピックアップした「Rocks Off」は、レップス史上で、最も激し目でNWOBHM色の強い、典型的なヘヴィ・メタル・チューンです!疾走するシャッフルビートと、強靭なギターリフ、特にメタル度高めの中間部は、今となっては貴重な音源と言えるでしょう。

 

ジョーの歌唱がまだまだ完成途上なのはご愛嬌ですけど、タイトなリズム隊はリック・アレンがまだ16,7歳という年齢を考えると驚異的ですし、スティーヴ・クラークとピート・ウィリスのギターが前面にフィーチャーされた音作りは、新鮮に響いてきます。

 

今というか、80年代にメガヒットを飛ばしていくデフ・レパードとは全く異なる雰囲気とはいえ、彼らがNWOBHMから登場したという事実を確認できる意味で、その価値は色褪せないですね!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Rocks Off

Rocks Off

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