※何度聴いたかわからない！HM/HRの定番曲を改めてご紹介していきます。
イギリスのハード・ロック・バンド、デフ・レパード（DEF LEPARD）が、1983年にリリースした3枚目のアルバム『Pyromania』の2曲目に収録。
今週は、マイケル・シェンカー・グループの最新作『Universal』＆デフ・レパードの最新作『Diamond Star Halos』の発売にちなんで、両アーティストの楽曲を交互に取り上げていきます。
全米だけで1000万枚以上のヒットを記録したモンスター作『Pyromania』。今でこそ日本のHM/HRファンで知らない人はいない有名作ですが、発売当時はミュージックライフ誌あたりのレビューも変わらず冷めたものでしたし、『High 'n' Dry』のリリース時の状況と大差はなかったように記憶しています。
その流れが一変し始めたのは、全米でデフ・レパードが大ブレイクした状況が、日本に伝わり始めてからでしょう。大きなターニングポイントになったのが、今回ピックアップした彼らの代表曲のひとつ「Photograph」のMVが、小林克也さんの”ベストヒットUSA”で紹介されたことだと思います。
正直、存在を忘れ始めていたデフ・レパードが、元ガールのギタリスト、フィル・コリンを迎え、すっかり垢抜けた風貌でパフォーマンスを繰り広げるライヴ仕立てのMVを観て、全米でブレイクしている空気感をまざまざと見せつけられ、度肝を抜かれましたね〜。
そして、何より垢抜けたのは、キャッチー極まりないリフと、分厚いコーラスに彩られ、哀感を帯びたフック満点のサビを擁する楽曲自体でした。これまで何度聴いたか数えられませんが、未だに全く飽きのこない魅力を放つ名曲だけに、全米チャート12位を獲得したのも納得できます。
Spotifyの再生回数は約6600万回とスゴイんですけど、デフ・レパードでは3位で、2位は「Hysteria」の約1億1000万回、1位は「Pour Some Sugar On Me」の約2億6000万回となっています。
それでも個人的には、彼らの楽曲ではダントツ1位ですね。バンド自身というより、80sのHM/HRの黄金時代を代表する1曲だと思いますし、聴くたびに古き良き時代の記憶へと誘ってくれます。
当時、MVでのジョーを真似て、ユニオンジャックの袖なしTシャツを買って、恥ずかし気もなく普通に着て歩いてたのも懐かしい思い出ですね！
改めて音楽ストリーミングサービス、サブスクで聴いてみてください！
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