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【楽曲紹介】エディ・マネー(Eddie Money)「Think I'm In Love」

※80sを象徴する音楽、産業ロックのあれこれを紹介していきます!

 

アメリカのロック・シンガー、エディ・マネー(Eddie Money)が、1982年にリリースした4枚目のアルバム『In Controlの3曲目に収録。

 

独特なダンディズムを湛えた孤高のロックシンガー、エディ・マネー。そのクセになる唯一無二のハスキー・ヴォイスで表現するハードなロックンロールは、HM/HRファンでも密かに愛聴している方々は多いでしょう。

 

残念ながら2019年に亡くなった際も、ポール・スタンレーやサミー・ヘイガー、スラッシュ、ブレッド・マイケルズを始め、多くのHM/HR系アーティストから追悼コメントが寄せられていましたね。

 

個人的には洋楽を聞き始めた頃、ソウルフルでご機嫌なナンバー「Maybe I'm a Fool」がヒットチャートを賑わしており、ラジオを通じてエディの存在を知りました。彼のルックスがどことなくデイヴ・リー・ロスに似てるなあ〜と思ったことや、そのハスキーな声の魅力も相まって好きになっていきました。

 

今回、産業ロックの括りで取り上げましたけど、”労働者階級のロッカー”と称されたエディのキャリアにおいては、それが当てはまる作品とそうでない作品が混在しており、聴き手の受け止め方によって変わってくるのは理解できます。

 

とはいえ、80年代に入り次第に洗練されてゴージャスになっていく音楽性や、ヒットチャートに数多くの楽曲やアルバムを送り出した点などから、多くの大衆にアピールした意味で産業ロックにカテゴライズするのも間違いではないでしょう。

 

今回ピックアップした「Think I'm in Love」は、シングルカットされて全米ビルボード16位を獲得した、キャッチーなハード・ロック・チューンです!エディの代表曲のひとつのみならず、80sの洋楽コンピなどにも取り上げられる名曲ですね。Spotifyの再生数は現時点で約2400万回にのぼります。

 

印象的なアルペジオのイントロに始まり、軽快でリズミカルなポップフィーリングと、切なさを漂わせたメロディが絶妙に同居していますね。80年代中期の「Take Me Home Tonight」などの大ヒット曲に比べ、まだ洗練されすぎていない空気感も、エディのヴォーカルの真骨頂をより際立たせているように思えます。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!  

Think I'm In Love

Think I'm In Love

  • エディ・マーネイ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes