※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます！
日本のロック・バンド、ピンククラウド（PINK CLOUD）が、1983年にリリースした、同バンド名義で3枚目のアルバム『Pink Cloud』の1曲目に収録。
日本人ロックギタリストの頂点に君臨するレジェンド、Char（チャー）。67歳を迎え、45周年を超えた今もなお、果てなき情熱を感じさせる珠玉のギタープレイで、多くのロックファンを魅了し続けています。改めて確認すると、世代的には山本恭司と同じなんですね〜。
Charはジャパメタで語られるギタリストでは勿論ないですが、ジャパメタ好きにも多くのファンがいて、リスペクトされている印象があります。筆者もそんな一人としてライヴや音源を堪能してきました。ギター1本、フレーズひとつで全てを語れる、そんな説得力のあるギタリストとして、日本では稀有な存在だからでしょう。
とりわけ樋口宗孝のソロ作でのプレイが印象に残っています。まだ若かりし頃のCharでしたが、テクニック云々ではなく、その存在感の強さでひぐっつあんとインタープレイを繰り広げる様は圧巻でした。
そして、Charが80年代のメタル全盛期に、ギター誌でメタル系のギタリストに混ざってよく取り上げられていたのがピンク・クラウドです。ジョニー吉長（Ds）、ルイズルイス加部（B）とのロックトリオ、JOHNNY, LOUIS & CHAR（ジョニー・ルイス＆チャー）が改名して名付けられたわけですが、ロック通を唸らせるバンドとして、孤高の存在を築き上げていましたね。
あくまでもロックをベースに、多様な音楽要素を表現したピンク・クラウドでしたが、今回ピックアップした「Why Aren't You Ready」は、ストレートでダイナミックなハード・ロックの魅力を存分に堪能できるチューンです！
79年、ジョニー・ルイス＆チャーによる伝説の野音フリーライヴでも演奏されており、リズムのアプローチなど、感触がかなり異なって聴こえます。どちらも甲乙つけがたい良さがあるものの、ピンク・クラウドでのスタジオヴァージョンは、より整合性がありつつも、80年代らしいビッグなサウンドの中でのグルーヴ感が心地いいですね〜。
Char史上でも特筆すべきハードに荒々しく弾きまくるギターは、HM/HRファンにも存分にアピールすることでしょう！
ぜひ、一度聴いてみてください！
- provided courtesy of iTunes
