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【楽曲紹介】クイーンズライク(QUEENSRYCHE)「The Needle Lies」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、クイーンズライク(QUEENSRYCHEが、1988年にリリースした3枚目のアルバム『Operation:Mindcrimeの9曲目に収録。

 

ここ数回は、クイーンズライクの最新作『Digital Noise Alliance』の発売にちなんで、クイーンズライクに関連した楽曲を取り上げていきます。

 

近未来のヘヴィ・メタルの姿を提示した傑作『Rage for Order』の先へと進むべく、クイーンズライクが果敢に挑んだのがコンセプトアルバムでした。まさにアーティストとして脂が乗り切った状態で完成した『Operation:Mindcrime』は、彼等の最高傑作だけでなく、長きHM/HR史においても最高レベルに位置する作品であることに異論は多くないでしょう。

 

設定や場面展開などをはじめ、俊逸なコンセプトアルバムとして好奇心を駆り立てられるのは言うまでもありません。ですが、例えコンセプトの類を一切度外視しても、各楽曲の完成度とメンバーのパフォーマンス、サウンドプロダクションのすべてが高品質である事実こそが、本作を歴史的傑作に導いた主たる要因と強調したいですね~。

 

個人的には、当時CDを再生可能なオーディオを丁度手に入れた時期の作品でして、ほぼ初めて手に入れたCDが本作でした。待ちきれずに買った輸入盤だったので、縦長のジャケットケース(懐かし~)に入ってましたね~。緊張しながら(笑)再生して、めちゃくちゃクリアな音像にびっくり!CDフォーマット時代の到来をまるで狙い澄ました作風だと実感しました。

 

コンセプト作ですから、ストリーミングのように曲単位で味わうには不向きなんでしょうが、Spotifyの再生回数では「I Don't Beleive in Love」(キャッチーな名曲ですね~)がダントツで、曲によって差異がそれなりにあるのが興味深かったです。

 

今回ピックアップした「The Needle Lies」は、前半の名曲「Speak」と並ぶ、アップテンポのエネルギッシュなヘヴィ・メタル・チューンです!SEを挟んで音を繋ぎながら展開していくコンセプト作だけに、ともすれば全体でひとつとしての流れの中、エネルギッシュなこの曲がど真ん中に位置することで、場面展開も含め一気にピリッとした雰囲気を作り上げています。

 

中盤と最後に登場するユニゾンのリフは、何度聴いてもその緊張感に痺れますね~。BPMを上げて演奏されるライヴでの盛り上がりは凄まじく、中間部のブレイクでの煽りも強烈な印象として残っています!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

The Needle Lies

The Needle Lies

  • クイーンズライク
  • ハードロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes