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【楽曲紹介】Li-sa-X BAND(リーサー・エックス・バンド)「Just Be My Treasure」

※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!

 

日本の女性ハード・ロック・バンド、Li-sa-X BAND(リーサー・エックス・バンド)が、2020年にリリースした配信限定のEP『One More Change Is Enough/Just Be My Treasureの2曲目に収録。

 

メタルギターの天才少女としてYouTube時代の申し子のごとく、一躍その名が知れ渡ったLi-sa-X。まだ楽器が大きく見えるほど子供らしさが残る姿で、ポール・ギルバートによる高難度楽曲を弾いて見せた映像はインパクト大でした。

 

筆者を含む世のオジサンギター弾きが、一生かかっても弾けないプレイを易々とこなすんですから、驚きと尊敬しきりでしたね~。同時に、メタル好きの親御さんが主導でやらせたんだろうな~という見方もしてしまいました。幼き天才プレイヤーは、自我が目覚めた後でどう成長していくかが重要ですからね。

 

Li-sa-X の場合、早くからCMに起用されるなど話題先行でしたし、ソロとしての音源も、正直よくありがちなインスト集で面白味はなく、先々大丈夫かなと思いましたけど、それを払しょくしてくれたのがLi-sa-X BANDへの展開でした!

 

Li-sa-X に加え、ガールズメタルバンド、ネモフィラで活躍するギターの葉月、女性シンガーの里奈を迎えた3人組で、バンドといえどライヴ中心ではなく、プロジェクト的ニュアンスが強いのも事実です。それでも、Li-sa-Xのギターが歌ものHM/HRの中で、テクニックに終始せず実にいい味わいを醸し出していますし、ソングライティング能力、センスもなかなかのもの。

 

2枚の配信限定シングルを出して、計4曲のいずれも良い出来ですが、今回はピックアップした「Just Be My Treasureは、葉月作によるストロングなリフと切ない哀愁が織りなすメロディックヘヴィ・メタル・チューンです!作曲センスの良さも光ってますね。

 

Li-sa-Xと葉月のバカテクなオブリガードを挟みつつも、弾き過ぎないメロ重視のネオクラ風ソロなど、二人のギターアンサンブルの相性が抜群で、YouTueのギャップ萌え的なギター動画にもヤラレますね(笑)そして、アンニュイな?メタルらしくない唱法の里奈のヴォーカルが、かえってだんだんクセになってきます(笑)。

 

このメンツでフルアルバムを聴いてみたいですし、Li-sa-Xにはぜひ歌もののフィールド中心に素晴らしいギターを奏でてほしいですね!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Just Be My Treasure

Just Be My Treasure

  • Li-sa-X Band
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ギタープレイ動画はこちら!