※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
ベルギーのヘヴィ・メタル・バンド、ウォーヘッド(WARHEAD)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Speedway』の1曲目に収録。
今回はこんなモンまでサブスクで聴けるの~?(良くも悪くも汗)系のマニアックなバンドでいってみましょう~。ヨーロッパの中では小国のベルギーは、あまりメタルが盛んなイメージはそれほどしないですけど、大規模なフェスがあったり、マジック・キングダムやアイアン・マスクをはじめ、小粒ながらも(汗)昨今もメタルバンドを輩出したりしています。
このウォーヘッドはクロスファイアなどと並び、ベルギーのメタルシーンの黎明期に登場しました。ともにベルギーをベースとするメタルレーベルMausoleumから音源をリリースしていますね~。このツルピカのバイクオヤジがウイリーしてるジャケ(前輪がトガッて危ね~!)が妙に脳裏に焼き付いてます(笑)
Mausoleumといえば、B級C級ばかりを抱えた濃いマニア御用達レーベルのイメージが強いですけど、ウォーヘッドもまさにそうしたマニア層をくすぐる濃ゆいメタルサウンドをはじき出しています。85年というタイミングを考えれば、メタル以上スラッシュ未満のスピード・メタルは、ベルギーでは十分に先駆者といえるでしょう。
今回ピックアップした「Speedway」は、そのタイトル通り、スピード重視で潔く押しまくるヘヴィ・メタル・チューンです!前述のオヤジのバイク音でしょうか、鳴り響く中、突然ヴァン・ヘイレンの「Running with the Devil」そのまんまのイントロでこけそうになります(笑)。
それでも2バスドコドコ、刻むリフが走り出すと、いい感じのピュアメタル感がさく裂しますね。まあ、音もペランペランですし、いまひとつ2バスがモタリ気味ですけど、この手のメタルは憎めません。モーターヘッドタイプの爆走なのに、ヴォーカル(名前がザ・ビースト!)が勇壮にそれなりに歌い上げてるのがいいですね!
こうした濃ゆい系もストリーミングに潜んでいるので、またいろいろ探って紹介したいと思います。
ぜひ、一度聴いてみてください!