※80sメタル好きの暗黒期、90年代の良心的楽曲を紹介していきます!
オーストラリアのハード・ロック・バンド、AC/DC(エーシー・ディーシー) が、1990年にリリースした12枚目のアルバム『The Razors Edge』の5曲目に収録。
日本のクリスマスは24日でお終い感もありますけど、一応25日はその当日ということで、クリスマス絡みの楽曲でいってみましょう〜。
今回はAC/DCの「Mistress for Chirstmas」をピックアップしてみました!ファンの方は勿論よくご存知でしょうが、バンドのイメージ的に、AC/DCにクリスマスソングなんてあるの??と、ちょっと意外ですよね。
それなりにクリスマスシーズンぽい曲調なのか?タイトルだけだとちょっと想像できないものの、聴いての通り、どこから切っても通常モードのAC/DCらしい、ミッドテンポのハードなロックンロールチューンになっています!クリスマスと題しているのなら、もう少しそれっぽい雰囲気を出してもよさそうなものの(笑)、何も変わらないのが、ある意味AC/DCらしいのかもしれません。
80年代中期から後期にかけて、メタルブームの隆盛と反比例するように、AC/DCの人気は下降気味となってしまった中で、ある種開き直ったような88年の前作『Brow Up Your Video』で見事V字回復するように復活。その余勢を買ってリリースされたのが本作でしたね。
売れっ子のブルース・フェアバーンをプロデューサーに迎え、AC/DCらしさを保持しながらも、幅広く音楽シーンのメインストリーム層にもアピールできるサウンドを提示。結果として全米2位と前作以上の成功を収め、さらにビッグネームの名をほしいままにしました。
本作といえば、AC/DCの代表「Thunderstruck」や、バンド史上での異例のキャッチーな「Money Talks」、ハードに疾走する「Fire Your Guns」といった人気曲が想起されますけど、こうした当時の、完全復権の余裕すら感じられるバンドの状況だったからこそ、クリスマスを冠したちょっとお遊び系の楽曲も収録できたのかもしれません!
ぜひ、一度聴いてみてください!