※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、パンテラ(PANTERA)が、1992年にリリースした6枚目のアルバム『Vulgar Display of Power』の6曲目に収録。
来年3月の来日が発表された記念?ということで、本日はパンテラの楽曲でいってみましょう〜。ラウドパークが限定復活して、そのメインアクト?扱いになるんでしょうか。海外のメタル系アーティストで、大トリを務められるレベルで、ある程度集客できる所となると絞られてくるので、スケジュールなども含め何となく予想できましたけど、あくまで「パンテラ」名義なんですね~。
まあ、最初に海外でパンテラ復活!というニュースを見たとき、ダイムとヴィニーのいないところでナニソレ??と、言葉は悪いですけど、金目当てのネガティヴな感情が湧いてしまったのも事実です。そうしたメタルファンも少なからずいたでしょう。
その後、偶然目にしたザックのインタビューで、あくまでも兄弟を追悼する意味でライヴを行い、これはパンテラの再結成ではないという言葉を確認したり、YouTube上で多数散見されるライヴ映像をみて、ザックやチャーリーが奏でる出音が、真摯に兄弟をトリビュートしているなあと感じられたりして、少しネガティヴな気持ちが和らぎましたね。
個人的にはネガティヴでもポジティヴでもなく、現時点では詳細が不明なファスを観に行きたい気持ちまでは起こらず、むしろ単独公演が良いかも?とも思ってしまいますが、またこの辺りはここでもアップデートしていきたいと思います!
さて、パンテラは以前にも2曲ほどご紹介していましたが、、
この後の『Vulgar Display of Power』は、もはや説明不要の90年代メタルシーンが生み出した不朽の名作でしょう!
初めて聴いたときに受けた感触はまさに、あのジャケットの画像通りでしたね。『Cowboys from Hell』で提示された真新しいスタイルを、さらなる高次元で確立させたサウンドには、轟音でぶん殴られたような衝撃を受けました。30年の時を経てもそれは全く色褪せない凄みを放っています。
「Mouth of War」をはじめ、人気曲や代表曲がずらりと並びますが、今回ピックアップした「Rise」は、速さと重さを目まぐるしく同居させた、個人的には大好きな極上のヘヴィネス・チューンです!
前曲の「This Love」から繋がる静寂を破るように、冒頭からスラッシュ・メタル真っ青のすべてをなぎ倒す激走をしたかと思いきや、キレのいいグルーヴィーパートをはさみ、さらなる速さで激走する緩急ある展開が激熱すぎ!ダイムの壮絶なソロワーク、ヴィニーの2バス連打も凄まじい勢いです!
ぜひ、一度聴いてみてください!