2023年のメタル・シーンの話題の中心は、間違いなくメタリカでしょう。先日新曲もご紹介しましたけど、『Hardwired... to Self-Destruct』から約6年半ぶりとなるニューアルバム『72 Seasons』の発売が４月に控えていますからね。
やはりメタリカの新曲が出るとなると、メタルシーンが活気づくのは間違いなく、その存在の大きさに改めて気づかされます。
周年で考えてもデビュー作『Kill 'Em All 』発売から40周年ですか〜。その事実に筆者も含め、自分が歳をとったことを突きつけられるメタルファンも多いでしょうけど（笑）、過去の偉業と未来の展開を絡めて、メタリカが今年仕掛けていくトピックスから目が離せません。
そんなメタリカが、すでに欧米20箇所以上でのライヴツアーを発表しています。前作では叶わなかった10年ぶりの日本公演を、ここに追加で混ぜてもらえるのか？？もはやガラパゴス化しつつある、日本のHM/HRマーケットにとっては、ひょっとして最後のターニングポイントなのかも？しれません。来日公演あれこれについてはまた、明日以降に改めて取り上げてみたいと思います。
さて、先ほどガラパゴス化と書きましたけど、、日本のHM/HRマーケット、業界は、今年もますます日本のガールズ・メタル系バンドの活躍に助けられそうな勢いですね。新春早々、BAND-MAID、BABYMETALと、海外を股にかけるバンド達の単独公演を始めとする精力的な活動が続きますし、新ベーシストを迎え新作をリリースするラヴ・バイツが本格再始動と、人気バンド達の話題に事欠きません。
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一方、洋楽関連といえば、、パンテラ来日などは話題になるかもですが、あくまでもトリビュート的な動きですし、そのパンテラが出演して限定復活するラウドパークにしても、集客や話題を考えると日本のガールズ・メタル系バンドがラインナップされる予感がします（笑）。
音楽シーン全体の流れ同様に、HM/HRシーンでもますます”邦高洋低”（しかも邦は女性アーティスト）の傾向が強まっていくのは、避けられないでしょうね。。そんな中でミスター・ビッグが新ドラマーを迎え再始動するニュースが飛び込んできましたが、ビッグ・イン・ジャパンの彼らの人気を考えると、それなりの話題となりそうです。
その新ドラマーが間も無く発表になるようですが、名作『Lean Into It』に収められた「CDFF- Lucky This Time」をオーディションとして送ってきた、とエリック・マーティンがコメントしてます。
すっかり存在を忘れてた地味な曲ですけど（汗）、久々に聴くとヘヴィなAメロから一転してキャッチー＆メロディアスなサビがいい曲だなあ。エリックも歌唱するのが難しかったこの曲をコーラスも含めて完璧に歌っていたらしく、なんとなく新ドラマーのヒントになりそうですね！
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